第一巻:坊市残法
第 046 章| 独り行
8 分で読了·2,894 字·予約済み
六層を破ると、七層のあの缺が目の前に懸かる——見えて、補える、足りぬのは裂け目の引材だけ。今度は、林缺は一人で裂け目に入った。縫中の一剣を、誰にも見せられない。一撃で餌に突っかかる双頭欠鹿を倒し、自ら見て自ら補い、危なげなく第七層を破った。だがこの身の速さを、薬廬に戻れば、いつものように薬滓を篩う怯えた雑役に隠す。
先行章
この章はまだ公開されていません。「先行リーダー」に登録すると先行して読めます。
公開済みの章はすべて無料で読めます。
まだ購読しませんか?メールを登録すれば無料章の更新をお知らせします。
この作品の更新を追う
メールアドレスを登録すると、新章公開時にすぐお届けします。
観測者コメント
0 件
まだコメントがありません。最初の観測者になりましょう。
