鉄都、黙境、赤焔、白塔、深林、黒海、沙金——七つの王国が天下を分け治め、中央の一つの王座を巡って回っている。
生きている者は王紀で日を数える。立国の年から数え始める。古巻は諸神紀を用いる。数えるのはもっと古い、誰も覚えていないほど古い時代だ。
鉄幣、銀章、王陵金——鋳幣権は鉄都の手中にしかない。沙金同盟は両替、信貸、国際送金を握りながら、一枚の銭も鋳られない。