王位が空いたとき、教会が下す継承令——新王は七日以内に戴冠を済ませねばならない。四百年の臨時聖議は、多くがこの令で始まった。
教会が非常の時に召集する最高会議。四百年で17回開かれた——14回は継承、3回は教義異変。継承のその14回のうち9回は、教会が直接新王を指名した。
繰り返し現れる諸神紀の古文字。それは老王の屍骨の欠片に、古い銅扣の裏に、王陵長廊の空席の石基に、銀印章の底に——同じ字。それを見知った者は言う、聞いたことはある、なのに分からない、と。