分金術注目
撼龍残巻
沈家伝来の分金書。表向きは風水の口訣を記す。だがそれは半分しかない——後半はどの代でか人に破り取られ、封じられた。
最終更新:2026.06.20
沈家伝来の分金書。表向きに記されているのは風水の口訣、尋龍点穴の道で、これに従って練れば、頼りになる摸金人になれる。
だがそれは半分しかない。後半はどの代でか人に破り取られ、封じられた。沈家の手元に残っているのは、写しに写しを重ねた前篇だ。後半に何が書かれていたのか、なぜどうしても破り取らねばならなかったのか、誰にもはっきり言えない。
もっと深い説がある。この書が記すのは、そもそも中国の風水だけではなく、もっと大きな何かの東方の訳本なのだ、と。だがそれは、後半を補ってからでなければ、見極めることはできない。
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