異象観測·2026.06.20

投稿|私にはあの円環が見える、だが口にした途端、他人は忘れる

ある匿名投稿。「私にはあの円環が見える。それは街角の上空に漂い、小さく一角が欠けている。だが私が他人に話した途端、彼らは聞き終えると忘れてしまう——自分で書き留めた字さえ、翌日には薄くなる。」

(本記事は読者の匿名投稿で、内容は未検証。)

これが残せるかどうか分からない。私はこの種のことを何度も書いた、携帯に保存し、ノートに書き、数日後にまた見ると、字は残っているのに、「肝心なところ」が消えている——まるで何かが、最も重要なあの数字を、こっそり薄くしたかのように。

私が言いたいのは、一つの円環だ。

それは宙に漂っている:街角に、廟の屋根に、ビルとビルの間に。一つの円、小さく一角が欠けて、ある位置で断たれ、とても細い刃で切られたようだ。光らず、音もなく、ただそこにある。私は見上げれば見える。

問題は、他の誰にも見えないことだ。

友人に指して見せると、彼は私の手の先を辿って見て、「そこには何もないよ」と言った。写真を撮ると、写真には澄んだ空が写る。カメラを換え、モードを換えても、やはりない。だが私の目で見れば——それはずっとある。

もっと奇妙なのは、私がこのことを人と「真剣に話そう」とするたびに、話の途中で、相手の表情が一瞬ぼんやりし、それから聞いていなかったかのように、話題をそらすことだ。信じないのではない。あの一言が、まるで彼らの耳に入っていないかのようなのだ。

私は後に祖母の遺品の中から、古い銅鏡を一面掘り出した。鏡の裏に文様が刻まれている——一つの円、一角が欠けて、断たれた位置が、私が毎日見ているあれと、寸分違わない。

祖母が生きていた頃、こう言った、その時は分からなかったが、今は毎日思い出す:恐れるな。だが、言うな。

これを世に出すのは、何かを証明するためではない。私はただ知りたい——もしあなたにも、あの一角の欠けた円が見え、しかも、言おうとするほど、言葉が出てこないことに気づいたなら……

あなたは、一人ではない。

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