異象観測·2026.06.20

投稿|あの日、私もあの電車に乗った

ある匿名投稿。「00:20のあの補運の電車が過ぎたあと、ホームの灯がまた一瞬ちらついて……うちの路線には、そもそも第十三番ホームなんてない」

(本件は読者の匿名投稿であり、内容は未確認である。)

これを誰に話せばいいのか分からない。警察に言えば飲酒運転未遂として記録されるだけだし、家族に言えば医者へ行けと言われるだけだ。

あれは先月のある金曜日。私は書院街で遅くまで残業し、00:20の補運の電車に駆け込んだ。電車が青草河を過ぎても、車内放送は駅名を告げなかった。私はその時スマホをいじっていて、あまり気にしていなかった——ふと顔を上げると、車内に残っているのは私一人だけだと気づいた。窓の外はトンネルの灯ではなく、ずらりと並んだ小さな赤い提灯。何か紙が貼られているらしく、その紙には一文字、はっきりとは読めない字があった。

次の駅の放送はこう言った——「第十三番ホーム、ホームとの間隔にご注意ください」。

うちの路線には、第十三番ホームなんてそもそもない。私は怖くて降りられなかった。ドアが閉まり、電車は前へ進み続けた。家に着いたのは明け方の四時過ぎ。なのに腕環の表示では、私はたった11分しか乗っていなかった。

その後、毎日時刻表を調べた。00:20以降、どの電車もない。なのに私は乗ったのだ。ただ一つ訊きたい——他にも、あの電車に乗った人はいないだろうか?

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